理念の普及・研修・教育 連載③ 〝ふれあいクレド〞チームより

2017/07/26

以前、経験したことを少し書かせていただきます。私は、10年程都内の塾で講師をしていました。数学や理科が主でしたが、国語や英語も授業で教えることがありました。ある日、漢字や英単語のテストの答案に、意外な傾向があることに気付いたことがあります。
難しい漢字や英単語のほうが、易しい問題より正答率が高かったのです。おそらく、難しい漢字や英単語には、多くの生徒 がひっかかりを覚え、何度も書いたり読んだりしたことで、他のものよりも記憶に残ったのでしょう。
理念を広める活動をしているとよく、クレドの意味を聞かれます。クレドは志や信条という意味です。何で横文字なんだろう、覚えにくいなぁ、と思われる方がいるかもしれません。しかし、そのひっかかりを良い機会に、クレドを覚えるきっかけとしていただければ、とてもうれしく思います。
さて、長く塾の講師をしていると、いろいろな生徒に出会います。その中には夕食を食べていない子供や、家になかなか帰らない子供もいます。そういった子供と話していると、多くの場合その理由が、社会や家庭の中にあると感じます。一講師に過ぎなかった私は当時、何もサポートできないことを歯がゆく思っていました。
東京ふれあい医療生協では、子供達に夕食を食べる場を提供する〝こども食堂〞の立ち上げ検討をしています。「ふれあいの〝わ〞が未来をつくる」と考える東京ふれあい医療生協という組織では、一人で何もできなかったことにみんなで取り組むことができます。
そして、現在クレドチームでは、そういった皆さんの中にある思いや考えを募集する企画を検討しています。組合員だれでも応募可能です。一人では足踏みしてしまうようなことも医療生協という組織ならできるかもしれません。サポートします。もし よければ一緒にやってみませんか。  (百瀬記)