在宅の窓84:訪問診療室

2017/03/29

 「梅は咲いたか、桜はまだかいな…」のみぎり、いい陽気となりました。かっては、どちらのご家庭でも親しいかかりつけのお医者さん(ホームドクター)がいて、往診をお願いすると、真新しいタオル、お湯を入れた洗面器を用意していたことをたぶん憶えていることと思います。
 私は、訪問診療の運転手を担っています。医師、看護師が乗車する車で、各ご家庭へ伺います。緊急自動車のように赤色灯を装着し、疾風のように走行するわけではなく、道幅の狭い道路、路地裏近くを巡回いたします。その日予定の利用者さんだけでなく臨時に入る場合もよくあり、待機スタッフと連携でスムーズに対応します。
 私たち運転手はご近所に迷惑をかけないように駐車することを基本に、エンジンの騒音、通行の妨げ、盛夏では日陰に移動して待機し、医師、看護師がきもちよく仕事へ向かう手助けになればと心掛けます。従来同様、利用者さんに喜ばれるよう努めたいと思います。では今日も出発です。(大川記)